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ギターとベースとVOCALOIDのつれづれづれづれ
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 4日は岸根公園に行って来ました。うちからだと公共交通機関では行きづらい場所にあるので、自転車でえっちらおっちら20数分。暖かくて桜も咲き始め、やっと春らしい景色を見ることが出来ました。

 全部携帯電話カメラで撮影。今度はK-xを持っていきたいです。

 岸根公園に行ったのは、遊びに行ったわけではなく。

 武道をやるわけでもなく。

 地震の後、様々な事情で県外から避難された方がこの武道館にも来ているので、災害ボランティアとして手伝いをするためなのでした。
 武道館の畳の上に段ボールで仕切を組み、各世帯が身を寄せていました。既に退去された方もいらっしゃり、私も退去するところに立ち会うことが出来ましたが、お子さんの学校など悩みは尽きない様子。そんなこともあって世帯数は少ないのですが、プライバシーなんて無い状態ですし、とても快適とは言い難い空間でした。昼間は住宅の申し込みなどで外出されている方が多く、ガラガラの武道館の中を子供達が駆け回っているのが唯一の救いでした。
 とりあえず整頓から始めましたが、新聞の置き方ひとつ取っても既にローカルルールができあがっている様子で、勝手に片付けるわけにもいきません。どこまで立ち入って良いのかという境界を探るのに、非常に神経を使いました。ボランティアコーディネーターの方々も手探りだったようで、指示を待っていては時間を無駄に過ごすことになってしまいますし、ボランティアから提案をしてはコーディネーターの判断を仰ぐ、という繰り返しで何となく作業が見えてきました。
 午後からはようやく力仕事が回ってきて、支援物資を運び出す作業に追われました。何となく仕事をした気分になってみる。
 今日のように仕事がある状態なら良いのですが、今後、武道館に身を寄せる人は更に減るのではないかと予想されます。その時にボランティアがダブついたりしていては邪魔です。果たしてどうなることやら。
 それに、災害ボランティアは避難されている方々の要望を汲んでこそだと思っていましたが、我々から接触することは控えるよう釘を刺されました。入れ替わり立ち替わりのボランティアに同じ質問をされては疲れてしまうというのは分かります。しかし、ではコーディネーターやさらに上の人々がちゃんと要望を聞いているかというと、聞いていれば今日のような状態にはならないよね、という答えに行き着くわけで、その辺どうなっているんだろうなーと疑問は残りました。その時にならないと分からないことが多い、というのが最大のネックですが、ある程度先読みできないのかなとか、どうにも会社にいる時と同じ感覚になりがちです。手持ち無沙汰にしている姿を見せるのもどうかと思いますし。
 その要因の一つが、現場にいる我々一般人の感覚とそれを司る機関のお役所的感覚との、ギャップなんじゃないかなぁと思うのです。

 夕方、そんな事を思いながら家に帰り、前の晩から仕込んでおいたブツを開封。

 超大粒、手作り納豆にござります。蒸した大豆に市販の納豆を混ぜて作りました。「種」の納豆がかなり見えますね。B.ナットーがかもしてくれました(もやしもん知識)。豆が固かったのと発酵が控えめだったようで、納豆の風味はしつつも基本は大豆。でもちゃんと糸を引いて納豆になってくれました。心配していた雑菌も今のところ無し。コツは掴んだので、次はもっと手を抜きつつ美味しくしたいです。

 ボランティアもまた行くことが決まっていますので、色んな人と連携しながら、今回よりはうまくやりたいですね。

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