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ギターとベースとVOCALOIDのつれづれづれづれ
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 食べたくなるのが人間というもの、とは言いませんが。

 私はどうにもへそ曲がりで、ニュースなどで悪評が流れた食べ物を、わざわざ買っていくことが多いです。もちろん生産者自ら罪を犯した物は除きます。最近だとほうれん草や小松菜、遡るとBSE問題の時の牛肉まで。ちょうどBSE問題の頃がアルバイトをしていた頃だったので、地元の牛タン専門店でよく昼飯を食べていました。手頃で美味かったのに閑散としていたのを覚えています。
 かんさん、で思い出した。
 残念ながら菅さんのかいわれ大根パフォーマンスの頃は、そういう年齢に達していませんでしたので、親が買ってきて料理してくれた物を食べるだけの日々でした。あの頃は、若かった(当たり前)。

 で、その食べ物を集中的に買おうというわけではなくて。ほうれん草を食べまくってシュウ酸が溜まって尿路結石とか、嫌すぎますし。めっちゃ痛そうですし。いつも通りに、一つの食材として冷静に買っていこうと。一消費者でしかない私にできることなんて、こんなものだろうなと思います。

 ただ、結局のところ店が仕入れてくれなければ私も買えないわけで。漏れ聞こえてくる話だと、「福島原発からの距離に関係なく、福島県産というだけで仕入れ拒否」という所があるといいます。大方、そう言う態度を取っておきながら、人の目に触れる所には「被災地の一日も早い復興を願っております」と書かれているのでしょう。
 そんな中ツイッターで目にした写真に、ちょっと心を揺さぶられました。千葉県のスーパーで掲げられた「福島県産、安全な産地より緊急入荷! 今、私たちに出来る応援です。」というPOPです。旭で津波の被害を受けたことも、店の意識に影響を与えていそうです。

 政府からは出荷を自粛するよう通達を出した、という会見が放映されました。放射性物質は摂取しないに越したことはないし、正しい用心はするべきです。しかし、「直ちに人体に影響を与える数値ではない」と言っておきながら出荷自粛の通達というのは、ちょっと理解しにくいものだと思います。
 少なくとも政府は「直ちに人体に影響を与える数値ではない」という、現段階での安全宣言を出しているわけで(今後の原発の状況次第ですから、当然「もう大丈夫です!」とは言い切らない)。私の価値観では。ほうれん草ばっかり1キロも2キロも一度に食べるわけじゃないし、仮に放射性物質が付いていても水洗いで落ちるというし、話題の放射性ヨウ素131は加熱すると揮発するし、食べてもいいんじゃないの。という結論に達します。
 今後も放射線の測定は継続して行われるようですし、本当にヤバい数値が出たら発表があるでしょう。一般人が不買というアクションを起こすのは、それからでも遅くないのでは。
 それより今は、東北を経済的に救うことが我々のやるべきことなんじゃないかなぁと思います。風評被害の防止も、大きな影響があると思います。そして、インターネットに馴染みのある我々の世代が、もっと上の世代へ伝えていくことも大切です。人によっては耳を貸すことすらしないかもしれませんが、それは、その人が耳を貸す立場の人に任せるしかないでしょう。



 お返事お返事。

●らむださん
> 関西でさえ水などの買いだめに走る人がいます。おかしすぎます。

 震災の経験をした所でも、そういう心理は働いてしまうようですね。一時的には仕方ないのかも知れません。むしろその状況をいかに早く脱却できるかが見せ所ですね。
 ちなみに私の家から一番近い小型スーパーは、二週間経った現在もパンと牛乳がありません。一方少し足を伸ばして大型スーパーに行くと、若干ですが、ダブついている様子が見られます。困ったものです。
 東京の水も、本当に必要な家庭には自治体からアクションがあったのに。浅ましいですね。

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