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ギターとベースとVOCALOIDのつれづれづれづれ
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 先日のピックアップ入れ替えから再度分解し、パーツを交換しました。とりあえず一段落したので、内容を書こうと思います。



 見た目にはあまり変わっていませんが…w



 まずピックアップを交換しました。フロントはセイモアダンカンのAPH-1n(アルニコ2プロ ハムバッカー)、リアもやはりセイモアダンカンのSH-4(JB MODEL)です。
 トグルスイッチとボリューム、トーンノブは趣味で。でもアンバーのスピードノブは、この機体にはイマイチかも。鼈甲柄のピックガードには明るい色のパーツが良いかも知れません。
 ノブ交換の際にポインターワッシャーを付けました。これは、あると便利。



 ブリッジの構造からチューニングが狂いやすいので、どれほどの効果があるか分かりませんが…ペグをゴトーのSD91 MG、マグナムロックタイプにしました。
 このギターはブリッジがTune-O-Maticなので弦落ちはしませんが、タイトな分、一度チューニングが狂うとその状態で保持されてしまうようです。マグナムロックでもブリッジ側で狂ってしまっては意味がありませんが、ペグ側で狂う要素が無くなるのは良いことかなと。
 あと、マグナムロックの意外な効果としては「弦の交換が楽」ということ。これは使い慣れると癖になります。
 ノーマルのSD91からの交換では、ペグの径が違うのでブッシュ交換が必須です。

 肝心の音ですが、これはもう「換えて良かった」の一言に尽きます。

 フロントのAPH-1nは低音が豊かで、ソリッドボディなのにジャズのような雰囲気の音になりました。狙い通りです。トーンを全開にすると中低音はそのままに明るさが加わる感じですが、絞っていくと音が大きく感じられるポイントがあって、そこで止めて弾くのも面白いです。歪ませてもいいですね。

 リアのJBは倍音をよく拾い、ピッキングハーモニクスが気持ち良く鳴ります。低音から高音までバランス良く出力されているようで、エフェクターの設定によってかなり雰囲気が変わります。クリーンでもいけるし、いつまでも弾いていたい気分になります。ベストセラーになるのも頷けます。ペダルワウを使った時の高音はちょっと出すぎでしたが、これはワウの特性もあるかもしれないので何とも。
 トーンを絞ると意外とジャジーな音が出たりします。パワーコードを弾くだけではもったいない。

 フロント/リアミックスの出番はあまりないかもしれません。一応両方の混ざった音が出るのですが、基本はAPH-1nでJBの倍音を加えたような音が出ます。ピックアップ単体での前後の音量バランスは取ったのですが、混ぜるとフロントの方が強い気がします。

 この先やりたいことは、コイルタップスイッチを付けること。必要最低限の座刳りしかないのでスイッチポットが必須です。それと、ピックアップセレクターのバランスポット化。現状では出番のないハーフトーンが使えるようになるのではないかということと、レスポールタイプを持っていた時はトグルスイッチをセンター固定にして各ボリュームで音を調整していたので、それに近い操作感が得られるのではないかなと。まあ格好悪いとおもいますがw

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 しばらく弾いてみましたが、やっぱり低音の不足を感じるジャガー。ToneLab STの設定を変えて色々試してみましたが、どうしてもピックアップを交換したい衝動が出てきてしまいます。
 ただ、新しいピックアップを買う前にできることがあるじゃないか…そう、フロントとリアのピックアップを入れ替えてみるとか。フロント用のピックアップをリアに積んだら面白い音になった!とか、よくありますよね。

 ということでジャガーを分解しました。大型のピックガードでボディが覆われているギターは、こういう分解作業が気軽に出来ていいですね。



 きゃー! 丸裸!
 そうかぁ、ここはこうなってるのかぁ、ぐへへ(ぉ

 フジゲンジャガーの旧バージョンはトグルスイッチが1弦側にありましたが、今回の物は6弦側に付いています。斜めに走った座刳りはジャズマスターっぽいですね。



 トレモロの座刳りを除き、キャビティ内は導電塗料が塗布されています。写真には黒いリード線が2本写っていますが、そのうち1本はキャビティにネジ止めされ、導電塗料にアース接続されています。もう1本は小さな穴を通ってトレモロ部分に顔を出し、トレモロユニットを介して弦にアース接続されています。



 ピックガード全体がアルミシールドになっています。フジゲンのピックガード材は削り出す前からアルミが貼られているのですね。



 トレモロユニットを横から見たところ。バネの下にストッパーが付いています。トレモロの調整ネジを回すことでこのストッパーが上下し、アームアップ/ダウンのバランスを調整できます。最後まで締めるとダウン方向にしか動かなくなりますが、その分大きく音程を変えられます。ストラトがトレモロスプリングを増やしたり張り替えたりして調整するのに比べると手軽です。



 裏はこんな。トレモロユニットとアース線が接触して弦アースを取ります。

 そしてできあがったものがこちら



 右側の見慣れない物はおいといて(ぉ

 リアピックアップが逆に付いているのは…元々フロントに付いていたピックアップのリード線の長さが足りず、この向きでないと付けられなかったのです。逆にフロント(元リア)はリード線が長すぎて、ピックアップの下に潜り込んでしまいました。このせいでフロントがやたら高い状態に。

 肝心の音は、ダメでしたw

 リア用のピックアップは出力が高く低音寄りのため、フロントでは音抜けが悪い音に。フロント用は逆に出力が低いので、リアに載せても迫力のない音に。それに、前述のリード線の関係もありますが、ピックアップの高さのバランスが取れません。リアはどれだけ持ち上げても出力不足。

 というわけで、「H.DRYタイプ」ピックアップの入れ替えは失敗に終わりました。フロント用がM1、リア用がM2という名前でしたが、おそらく巻き線の長さを変えた程度の差かと思われます。

 この結果を踏まえ…もう新しいピックアップを買っちゃいました。フロントにAPH-1n、リアにはSH-4 JBを。どのように変わるのか全く分かりませんが、載せ替えるのが楽しみです。

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 とうとう買いました。私が一番好きなボディシェイプ、ジャガー&ジャズマスタータイプ。これは新潟の楽器店『あぽろん』がフジゲンにオーダーしたジャガーです。ジャズマスタータイプも気になっていましたが、そちらは入荷未定とのことでジャガータイプを狙っていました。マウントリングにカバー付きのハムバッカーを付けたスタイルが締まっていて良いです。
 では、細部を見ていきましょう。



 ロックで使える楽器を、というコンセプトの元に製造されたようですが、そのコンセプトに基づいてなのかはともかく、コントロール類は非常にシンプルです。3Wayのピックアップセレクターが1つ、1ボリューム、1トーン。複雑なオリジナルジャガーのコントロールとは対照的です。あぽろんはジャガーの他にジャズマスターとムスタングをオーダーしていますが、いずれもコントロールはシンプルな仕様です。


 まぎれもないフジゲン製、FGNネオクラシックシリーズです。


 ピックアップセレクターは3Wayのトグルスイッチのみ。オリジナルジャガーに付いているプリセットはありません。


 こちらもシンプルに1Vol、1Tone。


 ブリッジはレスポールタイプと同じTune-O-Matic。テンションへの効能はよくわかりませんが、弦落ちを防いでくれるのはありがたいです。ミュートはありません。

 トレモロユニットにはメーカーなどの刻印は無し。オールパーツジャパンで買えるのと同じか近い物だと思われます。アームは単純な差し込み式ですが、写真の角度でホールド感が増して保持され、降ろすとまたブラブラの状態になります(変な角度にすると抜け落ちそう)。また、トレムロックボタンはありません。アームの横に付いている調整ネジを左に回すとアームアップ可動域が増え、右に回していくとアームダウンのみ可能になります。トレムロックと同じように「弦が切れてもチューニングが狂わない」ようにするには、ネジを右に回せばOK。

 弾いてみた感じは、ショートスケールの違和感も無く、むしろ弾きやすいくらいかなぁと思います。惚れ込んだボディの形もグッド。
 音は、ハムバッカーにしては低音成分が少なく、パワーは少し控えめかなと思います。『H.Dryタイプ』の謳い文句通り埋もれない音かもしれませんが、いわゆるオリジナルのジャキジャキ感も無く、カート・コバーンが使っていたジャガーのようなパワーもなく、なんだか没個性。

 でも、このギターを手にして、ようやく落ち着いたかなという気がします。
 今までは色々なギターを持ちたくて、とにかくタイプ別の音の違いを知りたくて、自分に合わないタイプでも意地になって使っていました。私は新しい楽器を一本手に入れるたびに、何の目印もない海の上で道標を見つけたような気持ちになりました。
 他人から見れば金の無駄遣いだろうと思いますが、私は無駄だとは思っていません。でも、音を知ることは出来ても、合わない楽器はいつしか使わなくなりました。
 これからは好きな楽器に絞って、自分好みにしていこうかなと思います。

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 モッキンバードのアーチトップ、いいなぁ。

 サンダーバードのでっかいボディ、いいなぁ。

 ジャガーのギラギラコントロールプレート、いいなぁ。

 ジャズマスターのボディシェイプ、いいなぁ。

 ジャズベースの女性的なライン、いいなぁ。

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 なんか悔しいっ!

 エレアコより、エレキをアコースティックシミュレータに通した方が「それっぽい」音になっちゃいました。
 コードでジャカジャカ弾いているからかもしれませんけどね。それに、録音してミックスするのに適した音を求めているけど、単体ではまた違って聞こえますしね。

 ただ、エレアコと言っても10年以上前の機種だし、最近のアコースティックシミュレータの方が使いやすいというのはあり得る話ですね。古い機種の音も、もちろん楽音としてオリジナリティのあるものだけど、説得力の有無はまた違う話で。

 私の腕が無いだけかもしれませんけどもorz

 ひとつ言えるのは、弦とピックで音が全く変わってしまうということですね(そりゃそーだ…)

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